あなたは、どのような想いで起業を始めていますか?
そこには、どんなきっかけがあったんでしょうか?
そして今、
なんで、売上を上げなきゃいけないんでしょう?
ぜひ改めて、あなた自身に問いかけてほしい、そう思っています。
なぜなら、
売上を上げるのは大変だから。
だから手っ取り早くノウハウを買いたくもなる。
私も起業塾にさんざん頼ってきたので、その気持ちめっちゃわかります。
私の場合…
旦那からの「売上の条件」に苦しみながら、起業って本当に大変…って思ってやってきました。
稼いでないと旦那にネチネチ言われる(1番ムカつく言われ方を想像している)
→家事も育児も頼る権利すらない(思い込み)
→でもすぐには売上は上がらない
→起業塾へ行く…。
落ち着いて考えればよ?
学びに時間を割いている
→自分のビジネスを進める時間がなくなる
→学んだことは手をつけたから、やること多すぎる
→頭もついていかない、家事も子供のこともある…そんな状態。
なのに、
この状況をすっ飛ばして、
あの起業塾では売上上がらなかったな、、ってまた新しい起業塾に入って…。
この悪循環…
やばいでしょ?笑
全ては、最悪にムカつく妄想をして「こんなこと、旦那に言われたくない!」っていう意地やプライドから。
「っこの、、くそっ…!!!」という気持ちから始まっているのが、私の起業。
うちの気違いな旦那のことも含めて…
やっと気持ちが浄化されてきたので、ここで書いていきたいと思います。
思い返すのもしんどいんですが…
うちの旦那は、まあまあ頭がおかしくて、私には理解できなくて苦しんでいました。
(友達に話すと引かれ「なんで結婚したの…?」って言われてたほど)
・1人目出産後、病院を出る時に「もう1人がんばってもらうから」って言ってきた。
・産休中「これは舞には買えないよね笑」って言ってきた。
(ほしいって一言も言ってないけど、なんでマウント取ってきたん?)
・「寝かしつけはできない」といい、子どもと別室で1人で寝て「昨日すごい泣いてたねと言う」。
・そしてボロボロの私をよそに、朝イチ「ちょっとジム行ってくるわ」と出かける。
・家建てるなら、お義母さんと同居は当たり前。「だって、母ちゃんはじいちゃん(お義父さんの父)と同居してた」
・家計の概念がなく、欲しいものは言ってスタイル。言うと「え、これいる?」って言ってくる。
・俺の金で生活させてやってる、と思っている。
・そのくせ、ガラスのハートを持っていて、何かにつけて逆ギレしてくる。
わぁ〜…いろんなことがあったなぁ…(遠い目)
これでも一部とかツラ…。
わかるー!ってものはあるかしら…?
そしたら一緒にお酒を飲んで大変だったね、って言い合いたい。。
そして、もうひとつ。
これが極め付け。
「起業するなら30万円稼ぐのが条件」
働くために稼ぐ!てどゆこと、って今なら爆笑します。
でも、
産後鬱っぽいまま、2人目の出産を控えていた私は、そうするしかない…と思ってしまったんですね…。
(だから当時は、ネタになるよ!ブログに書きな!と友達に言われても、全くピンときていませんでした。
今になってちゃんとネタになっているよ…笑)
とにかく稼ぐ!
そして、子供連れて出ていくために稼ぐんだ!!!
私は「家事も育児も仕事もこなす、スーパー母ちゃんになるんだ」と意気込んでいたのが、2人目の妊娠7ヶ月目の時でした。
今キテるのは動画だ!と、
貯金15万円しかないのに、80万円の動画クリエイター養成スクールに入って、自転車操業。
どうせ授乳で起きなきゃいけないから、ラッキー!と言い聞かせて、
ほぼ寝ないで勉強と案件獲得、そして動画編集を進めていました。
行動力だけが自慢だった私は、スクールの中で繋がりを作り
1ヶ月目に5万円
2ヶ月目に継続案件受注をし、15万円
産後も2週間目から復帰し4ヶ月目には30万円を達成しました。
5ヶ月目にはスクールのセールスチームに入れてもらって、WEBマーケティングにどっぷり浸かっていきます。
その忙しさたるや…。
収入を得られるようになったのと引き換えに、
月1で体調を崩すようになり
仕事が溜まれば、子どもになぜ寝ない、なぜ食べない、なぜ泣く、とイライラしてすぐ怒るし
旦那へは泣き喚き散らして、それはものすごい…言い合いの喧嘩をしていました。
ヒートアップして大声になるもんだから、子どもが起きて泣くし、まさにカオス。
私が思い描いていた「スーパー母ちゃん」とは違いました…。
笑顔がキラキラしていて、あったかい存在でいたかったのに、理想とは程遠く、心が荒んで「私なんて」と家の中でずっと思い続けていることに気づきました。
それから私は、
誰のために、私の何を提供して、どうなってもらうのか、徹底的に考えるようになりました。
体力や体調も大事なんだけど、
気持ちの整理や浄化が必要だと思い
売上に執着していた私でも、
人からいただいている継続のお仕事は全部辞めてリセットし、自分のサービスに集中したんです。
誰のために、私の何を提供して、どうなってもらうのか
これがコンセプトになるんですが、
その時の私は
差別化!個性!自分らしさ!なんて頭で考えながら、自分と向き合っていました。
今は「本質」という言葉を使いますが、
「売上は置いといて、そもそも、どうしたいのか」そう考えていくと、
「この仕事は私じゃなくていいかもしれない…」から
「私だからできる」確信をもった仕事がわかり
そして
「自分の人生を通してチャレンジしたいことや、叶えたいこと」が仕事になるっていうビジョンが見えてきます。
細々した事務仕事や発信…
個人起業家はやることがいっぱいありますよね…
不思議と「やりたいことを叶えるための過程でしかない」そう思えるようになり
気づけば、売上関係なく
いろいろ試しながら進めていることが楽しい!
そう思うようになった頃、
ふと、家の中でイライラすることが少なくなったな、と思いました。
「あの旦那」って言われても…
そう思うかもしれませんね笑。
(事情を知っている友達は、爆笑するでしょう笑)
でも、私にとってはそれくらい意外で驚いた一言でした。
「え、すごいじゃん」
私はそれまで旦那のことを敵だと思っていたんです。
当然のように、
・無条件で1番の理解者になってくれると思っていた
・心から全力で応援してくれると思っていた
なのに、無茶と思える条件を言われ、
そうじゃなかった…という絶望がきっかけだったんじゃないかと、今振り返っています。
だから、家事も育児も背負い込んで
出かける時は、どうにか保育園の時間内に収める。
土日に出かけるなんて、もってのほかって思い込んでいて、言い出しもしなかった。
1度絶望したから、もう傷つきたくなかった。
行動力があるって言っておきながら
自分で行動する範囲に制限をかけていた。
旦那を言い訳にして…。
あー、、泣けてきた…。。
*
私が旦那に「すごいじゃん」と言われたのは、
家に入れるお金を一度止めさせて欲しい、と意を決して言った時のこと。
「コンセプトづくりの伴走をすることで、迷い・止まってる起業家さんが、自分で最適化しながらビジネスを進められるようにサポートしたい」という目的のもと、
・LPを作っていること
・広告を回す準備していること
・私のビジョンと今後の予定
この3つを話した時に言われました。
たった一言、
「え、すごいじゃん」これだけで、張り詰めていた気持ちがほどけました。
単純だな、って思います。
味方ではないかもしれないけど、間違いなく敵ではなかった。
旦那なりに見守っているんだ、と解釈するようになりました。
旦那への後ろめたさや怒りを原動力にするのではなく、
純粋に、私自身の人生を楽しみながら、私にできることに一生懸命になりたい。
ここまで思えるようになったんです。
そうすると不思議と売上はついてきました。
これが、
私が「誰のために、私の何を提供して、どうなってもらうのか(=コンセプト)」を明確にしたから、得られたものです。
もう一度聞きます。
あなたは、なんで売上を上げたいですか?
きっかけは、
私のように旦那をギャフンと言わせてやる!でもいい。
でも、旦那に羨ましがられるほど、ビジネスも人生も楽しくキラキラさせたいなら、
自分に目を向けるからこそ、
今ぼんやり考えている理想がもっと具体的・明確になり、それに近づいていけると思っています。
売上の先にある
楽しくてしかたがない、あなたの人生をぜひ一緒に意識していきましょう。
それをコンセプトづくりを通して体感してもらえれば嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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あなたとお会いできるのを楽しみにしています!